夏休み真っ只中、「今年の 自由研究 は何をしよう…?」とお悩みの子ども達・保護者の皆さまも多いのではないでしょうか。
そこで、親子で取り組むのにオススメしたいのが、環境問題を題材にした 自由研究 です。
ちょっと難しいイメージがあるかもしれませんが、環境について考えるきっかけは、実は身近なところにたくさんあるんです。
本記事では、環境問題をテーマにしたすぐに取り組める 自由研究 のアイデア6つをご紹介します!
環境に配慮したアイテムを作り続けるプチバトーならではのアイテムもあわせてピックアップします。
地球に優しい「オーガニックコットン」
最近よく耳にする「オーガニックコットン」。
なんとなく、「肌に優しい?」「新生児にも安心?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は生産がするのが大変で、とても貴重な原料なんですよ。
まずは、オーガニックコットンとはどういうものかを調べるところから始めていきましょう!
オーガニックコットンについての自由研究アイデア
アイデア①オーガニックコットンについて調べてみよう
オーガニックコットンとは、農薬や肥料を厳格な基準にそって育てられた、遺伝子組み換えを行っていないコットン(綿花)のこと。
つまり、「地球環境に優しいコットン」なのです。
通常コットンの栽培には大量の水が必要で、1キロの綿繊維を生産するのに必要な水は5000リットル以上。
また、コットンの栽培には通常大量の殺虫剤が使用されており、環境的・社会的にもさまざまな課題に直面しています。
そこで着目されているのが、有機農法で生産された「オーガニックコットン」なのです。
オーガニックコットンの生産背景と原産国
一般的な農地から化学薬品を取り去り、オーガニック認証に適した土壌に変えるために必要な時間は約3年!
そのオーガニック認証に適した土壌で、農薬や化学肥料に関する厳しい基準をクリアして栽培されたコットンが、オーガニックコットンです。
従来のコットンの生産量の1位は中国、2位インド、3位米国。
上位3つの国が世界のコットンの生産量の62%を占めています。
一方、オーガニックコットンの生産量は1位がインド、2位中国、3位トルコ。
そして、オーガニックコットンの生産量は世界中のコットン生産量のわずか約1%です。
土づくりから始まる、オーガニックコットン。手間も時間もかかるものです。
しかし、これからの地球を守るためには、今私達が本気で環境問題に取り組み始めなければいけません。
一人ひとりができることから、考えて実践していきましょう。
これからご紹介する自由研究を通じて、環境について考えるきっかけとなりますように。
オーガニックコットンのレポートが完成したら、次はオーガニックコットンを使ってDIYをしてみましょう!
アイデア②「オーガニックコットンマスクを作ってみよう」
★準備するもの★
・コットン布・・・17×22cm
・オーガニックコットンのガーゼ・・・17×19cm
・マスクゴム・・・25cm×2本
★作り方★
①両サイドを1.5cmずつあけて、布を中表に合わせます。
②上下1cmをそれぞれミシンで縫います。最初と最後は返し縫いにします。
③表返して、アイロンでプレスし、外表に半分に折ります。
④左右それぞれ、下から3cm、端から2cmの部分に印を入れ、ボックスプリーツ部分を作ります。
⑤両端から2cmずつミシンで縫います。
⑥ボックスプリーツの部分を広げ、アイロンでプレスします。
⑦裏側から、両サイド1cm、1.5cmの幅に折り、アイロンでプレスします。
⑧両サイド共に、⑦の端からミシンをかけ、マスクゴムを通す部分を作ります。最初と最後は返し縫いにします。
⑨ゴム通しを使って、マスクゴムを通します。
⑩ゴム紐を方結びにし、結び目を内側に入れ、形を整えると完成です!
★Tシャツをリメイクしたマスクの作り方はこちら。オーガニックコットン製のTシャツをマスクにリメイクするのもおすすめです!
環境への配慮を意識したマスクが完成!洗って何度も使えるので、地球に優しい上に経済的です。
お子さんの環境保護への興味にもつながりますように♬
プチバトーのオーガニックコットンアイテム
環境に配慮しながらも、高品質な製品を作り続けるプチバトー。オーガニックコットンアイテムもいっぱい!
プチバトーでは、肥料を一切使わずに雨水のみで生産し、手作業により収穫された、さらに厳選されたオーガニックコットンを使用しているんです。
★今日はどれにしようかな?「ハートプリント半袖ボディ3枚組」
鮮やかな赤色のハートがかわいらしい、半袖ボディ。3枚セットなので、その日の気分で何を着せようか、選べるのも嬉しいポイント。ギフトにもオススメですよ。
リサイクル可能なプラスチックって?
私達の暮らしの中に溢れている、軽くて丈夫なプラスチック。
持ち運びに便利なペットボトルや、食品を保存するのに便利なポテトチップスなどの袋、熱や冷気にも強いトレイなど、さまざまな用途で活用されています。
しかし、プラスチックを作る時や、ゴミ処理場で燃やして廃棄される過程では、たくさんの二酸化炭素が排出されているのが現状なんです。
そこで注目されているのが、プラスチックのリサイクル。
プラスチックを溶かしてもう一度原料として使ったり、化学工場や製鉄所で原料に加工して利用したり、プラスチックを燃やした熱をエネルギーとして利用したり、その活用法はさまざまです。
プラスチックについての 自由研究 アイデア
アイデア③「家にはどんなプラスチックがあるか調べてみよう」
★準備するもの★
家の中にあるプラスチックをできるだけたくさん集めてみましょう。
★手順★
①家の中にあるプラスチックの製品や袋、容器を、種類ごとに分類します。
②包装や容器に書かれているプラスチックの種類を見て、それぞれの特徴を記録しましょう。
プラスチックといっても、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂などさまざまな種類があります。
似ているのに種類が違ったり、種類が同じでも加工の方法が違ったり、色んな発見があるはず。
発見したことをまとめれば立派な自由研究の完成です!
アイデア④「プラスチックでコースターを作ろう」
★準備するもの★
・押し板・・・2枚
・コーヒーのインナーカップ(PS製・白)
トースターに入れたとき、ヒーターにふれない高さのもの
・軍手
・油性ペン
・アルミホイル
★作り方★
①インナーカップに油性ペンで好きな模様をかきます。
②オーブントースターの中に入れ、中を見ながら熱し、溶けて平らになったら止めましょう。
③軍手をはめて取り出して2枚の板で押し、平らにするとコースターの完成です。
模様の変化を見るのもおもしろい!いろいろな模様をデザインして、ステキなコースターを作ってみましょう♪
この実験は、プラスチックが熱によって変形しやすいという性質を利用しています。高い温度で行うので火傷に注意し、必ず保護者の方も一緒に楽しんでくださいね。
プチバトーの「リサイクル素材を使用した」アイテム
石油から新しいポリエステルを製造する代わりに、ペットボトルなどのプラスチック廃棄物から抽出したPETをリサイクルした、リサイクルポリエステル。
プチバトーでは、環境に配慮したリサイクルポリエステルを使った製品がたくさんあります。
軽量で型くずれしにくいポリエステル素材なので、扱いやすくて丈夫なのが特徴ですよ。
★軽くてふわふわ!「チュビックキルティングベスト」
やわらかな手触りの、シンプルなキルティングベスト。中綿にはリサイクル素材を使用しており、環境にもやさしい! プレーンなデザインだから、シーズンを通じて大活躍すること間違いなしです。
これからもずっとずっと続く未来のために「サスティナブル」
近年話題になっている、サスティナビリティ(sustainability)という言葉。
2015年に国連サミットで採択されたSDGsで一気に浸透した言葉で、日本語では「持続可能性」と訳されます。
SDGs(Sustainable Development Goals)は「持続可能な開発目標」のことを意味し、持続可能性を取り入れながらも、環境破壊や貧困などのあらゆる国際問題を解決しようとする考え方です。
サスティナビリティに関連する自由研究アイデア
アイデア⑤「泥水をろ過してみよう」
★準備するもの★
・同じ形の空のペットボトル2本
・砂
・小石
・活性炭
・綿
・カッター
・ビニールテープ
・ガーゼ
・輪ゴム
・どろ水
★手順★
①1本のペットボトルの底の部分と、もう1本のペットボトルの注ぎ口から10cmほどの部分をカッターで切り取ります。
②ビニールテープで、ペットボトルの切り口を保護します。
③注ぎ口にガーゼをかぶせて輪ゴムでとめます。
④下から小石(3cm)→綿→活性炭(3cm)→綿→砂(6cm)の順で、しきつめていきます。
⑤もう一本のペットボトルを受け皿にして重ね、ろ過装置の完成です。
⑥泥水を用意して、上から流し込んで観察しましょう。
この実験では泥水をろ過するには、時間がかかることが分かるはずです。
キレイな水を作るって、実はとても大変! シャワーの水を出しっぱなしにしたり、水道水を無駄遣いしたりしないように心がけるきっかけにもなりますね。
アイデア⑥「太陽光でお湯を作ってみよう」
★準備するもの★
・ペットボトル3本
・画用紙 白色と黒色を各1枚ずつ
・温度計
・軍手
★手順★
①ペットボトルを白い画用紙で包み、テープで固定します。
②同様に、もう一本のペットボトルを黒い画用紙で包み、テープで固定します。
③ ①と②のペットボトルと、残りのペットボトルの3本すべてに同じ量の水を入れます。
④太陽光をあてる前の水温をはかり、記録しておきます。
⑤昼間の日ざしが強い12時〜15時頃に太陽光の下にペットボトルを置きます。
⑥20分ごとにペットボトルのキャップを外して、水温をはかり記録していきます。水温だけでなく、その時の天気の様子も記録しておきましょう。
※ペットボトルは熱くなるので軍手をはめて作業をしましょう。
太陽光を利用してお湯を作ることができます。予想以上の熱さにびっくりするはず!
太陽の光や熱、風力、地熱などの自然現象から得られる、自然エネルギー。「石油」「石炭」「天然ガス」など温室効果ガスを出す限りある資源とは違い、環境に優しい「太陽光」や「風力」など再生可能エネルギーが注目されています。
長く使える!プチバトーのアイテム
「持続可能」をブランドスローガンのひとつに挙げるプチバトーでは、丈夫で長く使えて、おさがりにもできる製品がたくさん!
これからも、環境に配慮した製品を作りつづけます。
★環境に配慮したサスティナブルなデニムジャケット
このデニムジャケット、実は水の使用量を削減したサスティナブルな素材、ウォーターレスデニムを使用しています。ストレッチも効いているので、動きやすくて快適!
デニムは経年劣化を楽しめるのも特徴で、男女問わず長く使えるアイテムです。
★このほかにも、楽しいアイテムが盛りだくさん! ぜひ、全国のプチバトー実店舗およびオンラインブティックをCHECKしてみてくださいね♪