お気に入りのお洋服にシミや汚れがついてしまったとき、「もう着られない…」とあきらめてはいませんか?

 

そんなときには「 ダーニング 」でお直しするのはいかがでしょうか。
ダーニングとは、ヨーロッパ発祥の刺繍に似た手法で行う補修方法のこと。

特別なツールがなくても大丈夫!おうちにあるものを使って簡単にできる方法を、ニットデザイナーの野口光さん(@hikaru_noguchi_design )に教えていただきました。
ダーニング

 

今回は、縫い目のつぶつぶが可愛らしく、「ごましお」のように見える「ごましおダーニング」の方法をご紹介します!

シミがついた部分や軽めの痛みに有効で、伸びる生地にもぴったりの縫い方です。

おうちで過ごす時間が増えた今、この機会に「ダーニング」にチャレンジしてみませんか?

【用意するもの】

 

  • ダーニングしたい衣類
  • ダーニングマッシュルーム(ダーニング用の器具のこと)※持っていない方は、お玉やガチャガチャのカプセルなどで代用してください。
  • ヘアゴム
  • 糸通し
  • フランス刺繍針
  • 糸(刺し子糸、毛糸、刺繍糸など自宅にある色んな種類のお好きな糸を混ぜて使ってOK)

「ごましお ダーニング 」のやり方

 

ダーニングのやり方

1.糸を50cm(腕一本分位)の長さに切り、糸通しを使って針の穴に通します。

ダーニングのやり方

2.生地の汚れの付いている縫っていく部分に、ダーニングマッシュルームを下から当て、布を少し引っ張りゴムで巻いてとめます。

ダーニングのやり方

3.布目をまっすぐにして上下左右を決め、縫い始めます。

 

ダーニングのやり方

4.半返し縫いのように1針進んで縫い、ゴマ粒分前に戻ってまた1針縫い、これを繰り返していきます。

ダーニングのやり方

5.2段目からも同様に塗っていきます。

ダーニングのやり方

6.お好みの位置で違う色の糸に変えて縫っていきましょう。ゴマ粒の大きさは揃える必要はありません。

 

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7.裏返すとこんな感じに。汚れを隠しきれなかったので、今回は裏側から「ごましおダーニング」を施していき、汚れをカバーするようにしていきます。

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8.補強したい部分を全て縫い終わったら、ダーニングマッシュルームから外し、糸始末をして完成。糸を裏側に引き出し渡り糸に4、5回巻き付けて切ります。玉結びでもOK!

 

★より詳しい「ごましおダーニング」については、以下のIG TVをCHECKしてくださいね♪

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